Vegetto ヴェジット

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親父伝説 第七章 「デンジャラス」親父参上の巻

2012年10月17日

 親父伝説をUPする度に思うのだが いつか何処かで



 我 親父殿が この記事の存在に気付くのではないか



 と いう不安がある



 何故なら 親父殿にはこのブログの事を全く知らせていない



 もしバレたら 何か大きな勘違い&クレームの嵐が吹き荒れるに



 違いないので伏せているのだ。


 そして必ずこう言うだろう・・・



 『俺を馬鹿にしとるのか』  ・・・と。



 面倒な事は避けたいので



 我 親父殿を知っている方・身内の方 etc



  くれぐれも 内密にお願いしたい



 ってな感で




 今回のお話は 私が小学生の高学年位の頃の出来事である。



 
 親戚の家からの帰り道 時間は夜9時位


 

 家まで あと数分で到着
 
って感じの場所


 まるで ドラマで見る風景が路上で行われていた


 族キー集団(約20人位)は居ただろう



 乱闘中である



 道路は一車線しかなく一方通行の道である。


 進む事も バックする事も


 もちろんUターンする幅もない




      『どうする 親父殿っ

 



 1~2分程 その光景を眺めていた親父殿


 おもむろに 車から




  りた~~ッ





 私達は ドキドキである



 ジョリッパ(鼻緒のついた草履↓コレ)を履いた



名古屋 セラピー・パワーストーン Vegetto ~ ヴェジット ~


 親父殿が 無言で



 1人 、また 1人と・・・



 まるで 子猫を掴むかの様に 族キーを  


 ヒョイヒョ~イ
と 道路脇に放り投げでいく


 あっという間に 道路の道は開かれた



 その光景は 昔キリスト?様だったか



 信者を引き連れて海を渡る時


 水が道を作るかのような光景である



 そして親父殿はこう言った 





     『・・・邪魔だ』
 
  




 一斉に族キーから 『すみませんでした
』 と


 信じられない言葉が返って来た



 無論 私がその場にいても同じ言葉が出るに


 違いない 状況だったのだが



 そして 何事も無かったかの様に車に乗り込み


 ブゥ~ン
 を帰っていったのである。



 きっと残された族キー達は 一瞬の出来事に


 訳が分からないままだったに違いない



 だって・・・突然 普通のカローラに乗った親父に



 投げ飛ばされたのだから。。。


 これがベンツなら不思議では無いのだろうが




 そして私は1つ質問してみた




 『なんで クラクションを鳴らさないの
 




 『クラクション鳴らして 文句言われたら腹立つだろぉ』





 ・・・・・ ごもっともな回答です 




 でも あどけなかった私は族キーに仕返しされるのでは


 などと考え 数日怖い思いをしていた事は




 言うまでもない 




 そんな娘の想いなど知るよしもない


 普段はおとぼけな 我 親父殿



 だが 反面 かなりデンジャラスな方なのだ。

 




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