2021年10月18日(月)~11月20日(土)まで、移転リニューアルにつきお休みさせていただきます。
あれは 数年前の 宴の席での 出来事
我 親父殿は 人が集まる事が大好きである
今日の親父殿は かなり機嫌が良い
一族 総動員
ちびっ子達も チョロチョロしている
お酒も入り 賑やかな食事中 その事件は起きた
孫全員に集合をかけた 親父殿
「よ~し ハグ した子にだけ 小遣いあげよう」
もちろん 小銭である
ちびっ子達は 一列にならんで順番を待っていた
すると 弟の子供(年中)の女の子が 突然
親父殿の後ろに立ち 頭をギュっと両手で押さえた
何をするのかと 思った瞬間
「あっ!! お父さんの頭に穴があいてる」
って 叫んだのである
私達は その意味が すぐに理解できた
何故なら 親父殿は 頭のてっぺんの髪が少し薄いのだ
早く言えば カッパ ハゲの ジャンルに入るからだ
(カッパ程では ないが)
その事を 誰より 気にしている親父殿
服でも パンツ一枚でも 自分で買った事が無いくせに
帽子だけは 自分で選んで 買って来るくらい
何種類も持っていて 出掛ける時の 必需品だ。
私達は分かっていたが 本人が気にしているので
口に出した事が無い
禁断のNGワードである
だが 子供達は 知るはずも無い。
素直に 表現したまでの事である
反対に 子供の表現力の素晴しさに 驚き
又 笑いもこみ上げてくるのだ
さっきまで 超ご機嫌だった 親父殿が 一瞬で
パッ と帽子を被り
「お父さんの頭に穴なんかあいとらん
」
(小さい時から 孫に 自分の事をお父さんと呼ばせている)
っと言って 五歳の子供の手を 払いのけたのだ
何て大人気ない・・
(ダメだ 笑いが止まらない)
一同が 笑っているのが気に入らない親父殿
帽子を被り スネて二階の自分の部屋に行ってしまった
でも 笑いは止まらない
子供とゆうのは 天使でもあるが 時として 悪魔
に変身するのだ
そして 大人が考えようもない
発見をするのだ
まさか そんな表現があろうとは・・
アッパレ
である。
だが 我親父殿の 怒りは半端無い
それから 一週間 親父殿は 弟の娘とは
口をきかなかったのである
相手は五歳でも 対等に張り合う 我親父殿
アッパレである
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